厚木市長息子ら、100件1億円の不正受給に関与か…逮捕に市長「事実関係を確認している」

政治

新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金をだまし取ったとして、神奈川県警は28日、住居不定、職業不詳の男(45)ら男女3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。県警は申請記録などから、約100件1億円の不正受給に関与したとみて調べている。

 関係者によると、男は神奈川県厚木市の小林常良市長(73)の息子。市長は取材に対し、「事実関係を確認している」と語った。

 発表では、男らは2020年7月、アルバイト男性を個人事業主だと偽り、中小企業庁から給付金100万円を詐取した疑い。仲間を使ってSNSに「給付金の申請を代行し、手数料をもらう」と書き込み、不正受給者を募っていた。男は「答えたくない」と供述を拒んでいるという。

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