統一教会「日韓トンネル計画」麻生太郎も顧問を務めていた

日韓トンネル

票や選挙支援欲しさにイベントへの出席や祝電を繰り返す――。一連の騒動で明らかになったのは、そんな“選良”の姿だが、以下もその一端といえる。無謀なトンネル構想にも、大物政治家たちが群がっていた。

 統一教会を巡る報道で近頃よく目にするのが「日韓トンネル」事業である。

 この構想、ごくごく簡単に記せば、九州は佐賀県・唐津と韓国・釜山の間を、海底トンネルで結び、日韓交流を活発化させる、というもの。

 統一教会の文鮮明開祖が1981年に提唱し、翌年には「国際ハイウェイ建設事業団」(現・財団)を設立。以来40年、同団は唐津市で試掘を、中継点に当たる長崎の壱岐島や対馬でも工事や調査を行うなど、プロジェクトを進めてきた。

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